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ハイスについて

ハイスバイト

High Speed Steel(高速度鋼)の略。この鋼が開発された時代(1899年)では切削速度が高速であったからハイスピードという呼称になった。 ハイスピードスチールが縮まりハイスと呼ばれている。現在は技術の進歩によって、ハイスピードの座は譲っているが、ハイスの特性(靭性)を生かした加工は今も行われている。

ハイスの特長

ハイスバイト刃先

刃先温度が600℃まで低下しない。

超硬と比較して靭性が優る。

研削しやすい為、成型して使用される。

添加物で特長が変わる

ハイスドリル

高速度鋼の材質はタングステン系とモリブデン系の2種類に大別される。

タングステン系…刃先が高温になる場合。

モリブデン系…刃先が衝撃を受ける場合。

参考…一般的に旋盤加工はタングステン系、フライス、ドリル加工はモリブデン系。

  • コバルト…硬さ(耐摩耗性)が大きくなる。コバルトハイスともいわれる。(Co系)
  • モリブデン…粘り(耐衝撃性)が高くなる。焼入れ性良い。耐熱性あり。
  • ニッケル…粘さ、耐衝撃性を増す。熱処理しやすくなる。耐食性向上。
  • クロム…高温硬さ、耐摩耗性を高める。
  • バナジウム…強靭性を発揮。耐摩耗性を向上。焼入れ性を増す。(V系)
  • タングステン…耐熱性を発揮。硬くて減らない。

粉末ハイス

粉末ハイスは溶けたものを一度微粉末にし、その粉末を固め均一で微細な組織を作る。 耐摩耗性、じん性及び耐疲労性が向上します。64〜70HRC程度に焼入できる。 鋼材メーカーが独自に開発している。

ハイスドリルに関する参考テキスト