現在位置 >トップ > 用語メモ > 金属系 > クロム

機械部品におけるクロムとは

クロム単体ではもろいが、融点が高いことから熱に強い。さらに耐食性も優れるためにさび強い。これらの特性を活かすために、鋼に添加することで粘りと強度が高まる。 耐摩耗性が上がる。多量に添加すると耐食性、耐熱性が上がる。焼きが入りやすくなる。 ステンレス鋼には13%以上クロムを添加することによって耐食性が増す。

昭和50年代の大野精機。古いNC旋盤の前に立つ大野義栄。

クロムについてのまとめ

  • 単体のクロムは安定した極めて錆びにくい無害の金属。
  • 三価のクロムは人体ににとって微量必須元素とされており、体内に約2mg存在している。
  • クロムは三価クロムの形で広く存在するし、三価のクロムが最も安定した形である。
  • クロム単体および三価のクロムには毒性が知られていない。
  • スレンレス鋼は腐食すると三価クロムとなる。
  • 三価クロムは環境規制物質には含まれておらず、毒性は無い。
  • 六価クロムは人工的に産出される化合物である。
  • 六価クロムが三価クロムへ還元する際に酸化剤と機能するため毒性があるとされる。
  • つまりクロムは酸化数の違いによって正反対の作用を及ぼす。

よって工業用ステンレス鋼は使用上問題ないとされている。