鉄、鋼、鋳鉄について
- 鉄、鋼、鋳鉄はいずれもFeとCの合金。
- 炭素の含有量の違いによって性質が変わる。
- 炭素の含有量が1.7%未満、0.03%以上の鉄が鋼である。
- 炭素が多くなるにつれてしだいに硬度が上がる。
- 鉄に炭素以外の様々な元素を加えた合金鋼。
一般構造用圧延鋼材(SS材)
- SSとは
- Steel(鋼) for Structure(構造)のこと
- SS400の数字は
- 最低保証の引張強さを表している。400N/mm²
材料・素材に関連するサイト内記事(用語メモ)
機械構造用炭素鋼鋼材(SC材)
- 炭素鋼について
- 強さはC%で決まる。
- 炭素量が高いほど硬さ、引張強さ、電気抵抗は増加する一方で延性・靱性などは低下する。
- S50C以上の高炭素鋼などはC(炭素)量が多いために靱性が劣化する。
- 焼入れ性が合金鋼に比べて劣る。S45Cは部品が太くなると焼入れ性がよくない。 一方クロムやモリブデンやマンガン等が多く含まれている合金鋼は太い物までよく焼入れがはいる。
- S45Cとは
- SはSteelの略。
- 45Cという数字は含有する炭素量の100倍の数値である。S45Cの場合、0.45%。
炭素工具鋼
- 炭素工具鋼とは
- いわゆるSK材
- 炭素量約0.6〜1%前後の高炭素鋼。
- 打撃を与える用途、つまり靭性を必要とする用途には低い炭素量を選択する。
- 炭素量の高いものは耐摩耗性や切れ味などを必要とする工具に選択する。
合金鋼-Alloy Steel
- 合金鋼とは
- 目的と用途によって優れた特徴をだすために、けい素、マンガン、ニッケル、クロム、モリブデン、バナジウム等の元素を添加して製造された材料
鋳鉄
- 鋳鉄とは
- 鉄に炭素を2.06〜6.67%と大量に含有する。炭素を多く含むことによって鋼にはない特長を有する。
- 引張強さに比べて、圧縮強さが高い。耐摩耗性に優れる。
- ねずみ鋳鉄品
- 引張強さの段階によって6種類に分類している。JIS記号ではFC材して使用されている。
- Cは鋳造(Casting)を意味する。
- 球状黒鉛鋳鉄品=ダクタイル鋳鉄=ノジュラー鋳鉄
- ねずみ鋳鉄の最大の欠点である脆い性質に対して添加物を加えることにより、引張強さ、靭性、耐摩耗性、耐熱性などを改善したもの。JIS記号ではFCD材として使われている。
- Ductileとは延性のある、つまり伸ばしやすい、変形できてしなやかなという意味で、Nodularとは小さな球の塊という意味。
- 球状化のために鋳込み直前に球状化剤としてマグネシウムを添加する
